ロッテ佐々木朗希、ネットの厳しい言葉に冷静対応「言い返すのも無駄なので、やるべきことを」

　ロッテの佐々木朗希投手（２０）が１日、今季最速１５９キロだった球速を、来季は同レベルで１年間キープする目標を立てた。

　今季の前半戦は１５０キロ台前半にとどまっていた直球が、後半戦になり大幅に球速アップ。これが好成績につながり「投球自体も楽になった」と振り返る。来季は球速にはこだわっていく。「春のキャンプ、シート打撃から１０キロ以上、上がりましたし、平均的にも５キロぐらいあがった。自分の持ち味でもあるので、今の球速を維持できるようにしたい」と力を込めた。

　１１月６日・ＣＳファーストＳ楽天戦では公式戦最速となる１５９キロをマークし、チームを勝利へと導いた。大舞台での活躍に「レベルの高い中でいいピッチングができて成長かなと思う」と振り返る。

　昨年は初登板を果たせず、インターネット上で厳しい言葉も目にした。「言い返すのも無駄なので、やるべきことをコツコツ続けようと思っていた」と佐々木朗。後半戦の活躍を糧に来季は先発の軸として、チームをリーグＶへと導く。

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